日経平均は大幅続落。149円安の8845円で引けました。後場は、野田財務大臣の不用意な発言から相場は大荒れ。先物に大口売りが断続的に出て、先物主導での下げ幅拡大となりました。昼のバスケットは120億の買い越し観測で、管首相・野田・仙石大臣が昼に円高について評議という報道からも後場寄り付きは買い先行のスタートで下げ幅縮小の動きになりましたが、その後市場に伝わったのは「マーケットを注意深く見守る」「介入はノーコメント」「近いうちに円高対策を行う」=「今はしない」という発言。昨日・本日と市場は政府要人からの発言にはかなり過敏になっている状況であり、あまりにも軽率すぎ。見透かされたように売り方に売りの材料を提供しているようなものです。どうしてこうもあまりにも無神経な発言をされるのでしょうかね?長い間市場を見てきて、このような発言をされる方達は初めてです。おそらく市場関係者も過去に例がないと思います。市場をあまりにも軽視しすぎております。市場が何を求めていて、何を発言すればどうなるのか?市場と上手く対話して欲しいものです。正直、このような督促相場でテクニカル・ファンダメンタルを論じても、市場は無視した動きになります。これまでに、市場は警告を発してきました。世界の市場の中で日本だけが取り残されていたのも警告なのです。その中で、市場を無視した結果がこういう形になるのです。経済・為替・株式市場の変化にいち早く気づき、その時に対処していればこうも酷いことにはならなかったのです。おそらく、市場は中途半端な円高対策では満足しないと思います。そこらを良く考えて政策を行って欲しいものです。