March 2011

政府に思うこと。

昨日、自衛隊のヘリと特殊消防車で計60トンの水が主に3号機の炉へ投下・放水されたようです。残念ながら警視庁の高圧放水車の水は炉に届かなかったらしい!
被爆という危険を承知の上、最前線で頑張られた自衛隊の方々に頭が下がるばかりでありますが、ここでは冷静に結果を見てみたいと思います。

水蒸気が上がったので、冷却に一定の効果があったと東電は発表しました。確かに30トン(ヘリと消防車で30トン)と聞きますと、とてつもない量の水のように感じる方もいらっしゃるでしょう。でも私は知人に、30トンは家庭のバスタブ60個分くらいだと言われて驚きました。
ヘリの水投下を見るとかなり分散されています。3号機の炉にどれほどの水が届いたか?消防車の水がすべて入ったとしても、30トンと言いますと30立米ありますから、30トンという数字とは違い、非常に少ない容量であることがわかります。
私は使用済み燃料の貯蔵プールの容量を知らないので軽はずみなことは断言できませんが、何百本もの燃料棒を浸しているプールが3メーター四方レベルであるとは思えないのです。もっともっと大きいのではないか?
プールに全量が届いているとは限らず、しかもそのプールの容量を東電や政府は開示せず、しかも放水は1日で3メーター四方の水だけ。
命をかけた自衛隊員の皆さんの努力の割には、その効果は非常に限定的ではないかと私は考えます。ただし、やらないよりはやった方が良いのは当たり前。

昨日中に完成予定だった系統から引き込んでの電源確保。放水を優先したので完成は今日にずれ込むようです。
決して不安を煽るわけではありませんが、電源が復活しても、天井が吹っ飛んだ3号炉内の非常用冷却装置が果たして稼働するのか。
このリスクも考え、次の二の矢、三の矢を考えておかなければならないと思います。

警視庁の放水車の水が炉内に届かなかったのは、放射線量が高くて近寄れなかったと聞いてます。かなりの放射線が今なお炉外へ漏れているということです。
20キロ圏内にある第二福島原発もおそらく運転再開はもう難しい。柏崎刈羽の7基全稼働も難しいのではないかと思います。建設中の原発も一時凍結と発表されました。休止中の火力を立ち上げても、不足分をカバーするのは厳しい可能性があり、しかも数週間で休止していた火力発電所をフル稼働できる状態に持って行くことも不可能だし、
計画停電は少なくとも数ヶ月、もしかしたら年単位で実施せざるを得ない可能性があるのです。

中部電力、関電、中国電力、四電、九電の電気を回してもらえばよいと考える方もいらっしゃいますが、東と西では周波数が50ヘルツ、60ヘルツと異なります。そのまま流し込むことは出来ず、周波数変換をしなければならないのですが、この変換器の容量が少ないことから、西からの買電は限界があるようです。
だいたい1つの国で、周波数が異なるのは世界に例がないのではないか。発電機の導入が東と西で分かれてしまった(欧米と別々)ことが原因ですが、電力会社間の覇権争いが災いしたのか、周波数統一はされないまま。コストの無駄だけではなく、今回のようなリスク低減という大問題も先送りされたままでありました。
自力で電力をまかなうことは難しく、余所から買ってくることも難しい東電管内。通勤機関だけではなく工場などの操業も長期間停滞することは必須であります。
不安を煽るわけではありませんが、現在の対応で必死なのか、この先の展望や対策を政府や大マスコミが発信しない不思議。
欧米各国では原発の見直しが検討されているとか。下手すると中京以西の原発の稼働も問題視されることになるかもしれません。
生産設備(工場)は自衛隊のように自己完結な組織ではありません。設備が毀損されていなくても、原材料や部品の供給を東日本に頼っていたら、機能停止の可能性もあるのです。
未曾有の危機と言ってしまうと不安を煽ると怒られるかもしれませんが、日本国民はかなりの長期間相当な覚悟を決めて生活しなければならないと思われます。しかもそれは、福島第一原発の事故が早急に収束したとしての前提であります。

体面やセクト主義を捨て、そして己を捨てて国民のためだけを考えて頑張って欲しいものです。

今、思うこと

三寒四温と言いますが、数日前は春を感じる暖かさでしたが、昨日は雪が降りました。この寒さの中での被災地の方々のことを考えると、せめてもう少し暖かくなってほしいと切に願います。
西日本の私達は、ニュースを見なければ、日本の今の状況が全くわからないほどいつもと変わらない日常です。

時間が経つにつれて、想像をはるかに超える被害が日々報道され
映像を直視できないほどの光景が現実だとは思えなかったり、被災し
た方々の悲しみの半分も実感できなかったり、ニュースを見ると、ただただ溜息が溢れてきます。

また、各国からの救援の申し出や救援部隊の活動には強く胸を打たれます。特にオバマ大統領の心強い言葉には、いろいろな駆け引きがあるにしても今までの歴史の中で築き上げてきた日米の強い絆を感じることができます。

菅首相を筆頭に、日本政府も東京電力も一丸となって精一杯の努力をしてくれていると信じています。世界各地では日本人の冷静且つ常識のある態度が評価されているという誇らしい報道もありました。
私たちができることは地域によって違いはあると思いますが、それぞれの考えで自分ができる精一杯のことを実行し、今の最悪の状況から一日でも早く抜け出せるように、国民が一丸となって頑張らなくてはならないと思います。どん底から這い上がってきた強く、優秀な昔の日本人の血を受け継いでいる我々だから、きっとこの困難にも打ち勝つことができるはずです。

そして被災地の方々が、心身ともに少しずつ楽になられますように願っています。

PS:本日75円台の円高となりました。
  いくら円に換金しなければならないとはいえ、この逆境にも拘らず最高値に更新するあたり日本の強さを感じます。
災い転じて福となすの言葉通り復興から勢いに乗る日本を感じます。

がんばれ日本!! 負けるな日本!!

原発問題 関東近辺の方へ

原発 緊急情報 東京を逃げ出すべきか?


福島原発の近くの人はもとより、東京に住んでおられる人も「本当にここにいて大丈夫だろうか?」と心配されているだろう。

本来なら政府が国民の側に立って次々と情報を出し、みんなが「どうしたら良いか」が分かるのが一番良い.

でもそれは望めないので、ここで少しでもご参考になればと思って、今度は、おそらくドイツの人が急いで計算してくれたと思われるものを掲げる.



この計算は福島原発の風を参考にして放射線物質がどのように風にのって行くかを計算したものである。本来は気象庁が2日前に出すものだが、日本より外国が早かった.

普通は「西風」が吹いているから、その時には放射線物質は太平洋の方に流れる.だから漁船などに警告を出さなければならない。

でも風は北風もある。日本の上空は偏西風なので少し上空に上がると西に流れるが、それまでは南に降りることもある。



この図を見ると北風の時には東京を越えて静岡あたりまで汚染されている(出所があまりハッキリせず、一つの例と考えて欲しい。データ自身の信頼性はまだ不明だ。このようなシミュレーションを気象庁が早くやって公開して欲しい.まさか隠しているわけではないだろう).

でも、あまり驚かないで欲しい。というのは、今、福島で漏れている放射線物質は数100ミリシーベルトだから、それが移動した状態のことを考える.

まず、一日中、北風が吹くわけではないので、時間が限定されること、第二に遠くに来るので少し拡散すること、第三にもともとものすごい量の放射線物質ではないこと、である。

従って、私の家族に小さい子供がいたり、妊娠している人がいた場合、1,2日まって様子を見る。微量の放射線は今日中に東京、神奈川ぐらいまで来るだろうが、それはごく微量だろう.

その様子を見ても放射線障害になる可能性が低いからだ。

株式情報より。
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